発達障害の症状はいつからわかるの?

発達障害の症状はいつからわかるのでしょう。

できることなら、発達障害の症状が早くわかったほうが、子供にとっても、親にとっても良いことですが、判断が難しい場合もあります。

子供の発達はとても早いので、注意深く見ていないと、気づかない場合もあるようです。

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発達障害の症状はとても多様

発達障害には、自閉症アスペルガー症候群を含む広汎性発達障害または自閉症スペクトラムADHD学習障害などがありますが、一人一人の子供に現れてくる症状はとても多様です。

発達障害は男の子に多いといわれ、男の子が多動なので目立ちますが、逆に女の子はおとなしいのでわからないこともあります。

知的な遅れがあると、言葉の遅れや、身辺自立ができないなど、3歳までにはわかるようですが、知的な遅れがない場合は、小学校に上がってからわかるということもあります。

発達障害の症状にはどのようなものがあるのか、知っておくとよいかもしれませんね。

広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)の主な症状

自閉症には、知的障害のある重度の場合と、知的障害のないアスペルガー症候群、高機能自閉症などに分かれますが、注意深く見ていると、生後間もない赤ちゃんのうちから特徴的な行動や仕草がみられます。

・目を合わせない

・人に関心がない

・音に敏感

・あまり寝ない

・多動

・同じ食べ物、同じ道順など、決まった行動や物事に興味を示す

・意思疎通ができない

・予定の変更などにパニックになる

・てんかんを起こすことがある

・自傷行為、他害行為を起こすことがある

・言葉の遅れが見られる

・オウム返しをする

・言葉のキャッチボールができない

ADHDの主な症状

ADHDの症状には、不注意・多動・衝動性が見られ、「落ち着きがない」「集中力がない」「忘れ物が多い」など、周囲からよく注意を受けます。

ADHDの症状も現れ方は多様で、人によって異なります。

不注意が現れる場合、多動性・衝動性が現れる場合、不注意と多動性・衝動性の両方が現れる場合があります。

多動・衝動性は男子に、不注意は女子に多いようです。

そのためADHDは7歳前後にわかるといわれていますが、女子の場合は静かな子供と思われていて、回りが気づかないこともあります。

・多動でじっとしていられない

・授業中に教室を飛び出してしまったり、教室内を歩き回ってしまったりする

・常にモジモジと体が動いていたり、キョロキョロしたりする

・感情のコントロールができず、突発的に行動してしまう

・他人の話に割って入る

・授業中に自分がしたいことをしてしまったり、質問を最後まで聞かずに話し始めてしまったりする

・並んで順番を待てない

・我慢できない

・ルールを守れない

・思い通りにならない場合に手が先に出てしまうことがある

・注意力・集中力が持続しないので、あちこちに意識がいってしまう

・忘れ物や物をなくすことが多い

・片付けられない

学習障害の主な症状

学習障害は知的な発達に遅れはなく、読む・書くなどの1つまた複数の特定の分野で、理解・能力取得に困難が生じます。

特定の能力にのみ障害があり、他の能力は正常である場合が多いので、周りから怠けている、努力が足りないなどの否定的な評価を受けることがあります。

学習障害の症状も多様で、主に次のような症状があります。

・ディスレクシア(読字障害)

・ディスグラフィア(書字障害)

・ディスカリキュア(算数障害)

・推論の困難

・社会性の困難

・運動の困難

・注意集中・多動による困難

学習障害の症状は、周りから理解されにくいので、周りから誤解されたり、本人がやる気を失う場合があります。

早期発見が望ましいことはいうまでもありません。

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発達障害の症状があるからといって、発達障害とは限らない

子育てをする多くのママたちが、子供が育児書のとおりに発達していないと、心配になる傾向があるようです。

自分もそうでした(笑)

発達障害は先天的な脳機能の障害なので、いつから症状が現れるのかといえば、生まれた時から…と言えると思いますが、実際には親や周りが気づいたときです。

ただし、その心配が取り越し苦労だったという場合もかなり多いそうです。

様子を見ましょうといわれて、診断をもらうまでには時間がかかります。

発達障害と言ってもいろいろありますが、アスペルガー症候群やADHD、LDなどを確定されるのは、7歳以降だそうです。

小学校3~4年生になってから診断される子もいれば、大人になるまで気がつかない場合もあります。

親がおかしいな、ちょっと変だなと思って、あまり神経質になってしまうのも良くないかもしれません。

親がおおらかに構えてくれていたほうが、子供がのびのび育っていくことでしょう。

発達障害には多くの著名な方々が挙げられますが、子どもの頃は、ほとんどが問題児扱いされていたようです。

学校を退学させられたり、教師から問題児のレッテルを貼られ、まともに小学校を出ていない方も少なくありません。

しかし、彼らが偉人となった背景には、理解してくれる家族と、よき指導者がいて、中に秘められていた才能を開花されたのです。

何でもみんなと同じでなければいけないという、日本的な考え方にとらわれず、子供のよいところを引き出してあげる子育てができるといいですね。

発達障害の症状に気づいたらすること

愛する我が子が発達障害かもしれないと思ったら、誰でも心配になります。

もし発達障害だとしたら、障害を受け入れることは、たしかに大変なことなのですが、早期発見・早期療育が重要だといわれます。

特に母親は自分を責めてしまうことが多いので、一人で抱え込んで悩まずに相談しましょう。

どこに相談するか

発達障害に関する相談を受けてくれる機関として、地域ごとに保健センター子育て支援センター児童相談所発達障害者支援センターなどがあります。

各機関の事業内容は地域によって異なりますが、指導や助言などを行ってくれるので、連絡を取ってみましょう。

発達障害の相談をするとき、上手に子供の状態を伝えるためにも、事前にいくつかのことをメモなどにまとめておくと、慌てずにすみます。

親が見ていない学校や幼稚園での様子は、教師に細かく聞いてメモしておきましょう。

生まれてからの様子、出生時の記録など、必ず確認されるのでまとめておきましょう。

小さいころの映像なども参考になります。

人見知りがあったのか、どんな遊びが好きだったのか、歩き始めた時期、言葉を話し始めた時期など、わかる範囲で確認しておきましょう。

発達障害の診断はどこで

発達障害の相談機関(発達障害支援センターや保健所など)では、必要に応じて発達障害を診断してくれる医療機関を紹介してくれます。

発達障害の最終的な診断は、専門の医師による診断を受けます。

発達障害の専門医のいる医療機関が望ましいですが、学童期までは小児神経科小児発達神経科児童精神科などです。

発達障害によって日常生活に支障のある場合には、早期に療育を受けたほうがいいのですが、発達障害を診断できる専門医は少なく、予約を取れたのが半年先だった…ということも珍しくはありません。

地方には小児精神科はないので、都市の大病院での診察になります。

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まとめ

現代は乳幼児健診などにより、昔に比べると発達障害の子供が早期発見されるようになっています。

発達障害は近年発見された障害ではなく、昔からあったのですが、いつからか昔は大丈夫だった発達障害の人が、社会に適応できなくなってきたことを意味するのです。

単純な仕事はどんどん機械化され、人間社会も複雑になってきて、社会に適応できなければ排除されるような世の中になっています。

発達障害の子供たちは、今までとても否定的な環境の中で育ってきたように思います。

発達障害の症状は常に問題行動として捉えられてきましたが、これからは学校の成績だけで人を評価するのではなく、良いところを引き出してあげる教育も必要なのだろうと思います。

社会はものすごいスピードで変化しています。

わたしたち発達障害児をもつ親も、世の中の流れを知り、常に学ぶ姿勢が大切だなあと思うこの頃です。

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