小学生の子供に現れる発達障害の症状

アスペルガーやADHD、学習障害などの発達障害は、小学生になってからわかることがあります。

授業についていけない、偏食が多くて困っている、名前や漢字が書けない、簡単な計算ができないなど、、、、。

子供にこのような症状が見られたら、どうしたら良いでしょうか。

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小学生の子供の発達障害の症状とは

発達障害は先天的な脳機能障害といわれていますが、言葉の遅れのない子供の発達障害は、親や周りも気づかないこともあります。

言葉の遅れや、多動、てんかん、自傷行為などが見られ、一人で日常生活ができない子供の場合は、小学生になる前にわかりますが、言葉の遅れがなく、日常のことが自分でできるアスペルガーやADHDの子供、特定の学習ができない学習障害の子供の場合は、小学生以降にわかることが多いです。

小学校の入学時は、どの子供も学校に慣れるまでが大変ですが、学習が始まるようになると、クラスの友達とのコミュニケーションに問題が生じたり、授業について行けなくなるなど、少しづつ問題が表面化してきます。

発達障害といっても、みんなが同じ行動をするわけではなく、中にはおとなしくて、目立たない子供もいるし、勉強のよくできる子供もいます。

どちらかというと、落着きのない子や、よく失敗する子、先生によく注意される子など、目立つ子供の方が注目されやすいかもしれません。

発達障害の症状はとても多様で、アスペルガー症候群や高機能自閉症などの広汎性発達障害、ADHD、学習障害などがあり、男女によっても差があります。

発達障害-広汎性発達障害(アスペルガー症候群、高機能自閉症など)の症状

広汎性発達障害の小学生の子供に現れる症状には、次のようなものがあります。

・時間の概念がない

・思ったことを何でも言う

・いつも同じことをする

・空気が読めない

・複数の事が同時にできない

・手順に執着する

・記憶力がずばぬけている

・パニックになる

・癇癪が強い、乱暴になる

・偏食・好き嫌いが激しい

・運動が苦手

・話が止まらない

・一人でいることが多い

・変化が嫌い

・大きな音が苦手

・学校行事に参加できない

・触られるのが嫌い

・会話のキャッチボールができない

発達障害-ADHD(注意欠陥・多動性障害)の症状

ADHDの子供には次のような症状が見られます。

・整理整頓ができない

・集中できない

・よく忘れ物をする

・せっかち

・人の話に割り込む

・ボーっとしている(女子に多い)

・多動

・落着きがない

・授業中じっとしていられない

発達障害-LD(学習障害)の症状

LDは学習障害といわれ、言語性障害と非言語性障害があります。

・会話の理解力がない

・音読ができない

・簡単な文章の理解力がない

・字が汚い

・絵が下手

・簡単な計算ができない

一般的に言われている学習障害の特徴は、読み書き、計算や推論が、著しく不得意であるということが言われていますが、それに対して非言語性学習障害とは、言葉以外の部分に特徴がある障害のことです。

・対人関係を築いていく能力が低い(人の顔を記憶する、場にあった言葉遣いなど)

・空間認知能力が低い(上下左右、などの位置関係を把握する能力)

・身体の不器用さが見られる(運動が著しく苦手、スキップができない)

・記憶障害(歴史的な出来事など長期記憶の脆弱さ)

学習障害のある子供は、コミュニケーション能力には問題はなく、日常生活においても特に問題がないといわれます。

小学校で勉強するようになって、周りとの違いを感じるようになるので、小学生以降に診断を受けることが多いです。

発達障害は、一人の子供がアスペルガーとADHD、アスペルガーとLD、ADHDとLDなどのように、複数の障害を持つこともあります。

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小学生の子供に発達障害の症状が見られたら

子供はじっとしていないものだし、気にしすぎでは?と考える親も多いかもしれません。

ある親は、子供がふざけていたり、怠けていると思い、もっと厳しくしつけようとするかもしれません。

また、周りの人からも考えすぎとか、大丈夫よと激励してくれるママ友もいることでしょう。

小学生の低学年では、まだ子供らしい部分が多く見られ、周りがあまり神経質になってもよくないのですが、カウンセリングを受けたり、小児精神科で検査を受けることも考えてみて下さい。

発達障害の子供たちは、本人は真面目にやっているのに、周囲から悪い評価をうけたり、叱られたりすることも少なくありません。

そういうことが何度も繰り返されると、子供は自信を無くし、意欲を失い、自分はだめだと思うようになります。

その上、親子の関係も悪くなり、友達からいじめられたり、からかわれたりすると、登校拒否やひきこもってしまうこともあります。

発達障害の特性のために、生きづらいと思っていたことがわかれば、どうすればいいのか方向性が見えてきます。

また、人によっては上記のような症状が現れないこともあるので、自己診断ではわかりません。

早い時期に、発達障害を診断できる、専門の医師に診てもらうことをおすすめします。

発達障害の小学生の子供の相談機関

子供の発達障害に関する相談機関には、地域の保健センター、子育て支援センター、児童相談所、発達障害者支援センターなどがあります。

市町村の保健センター

保健センターは都道府県が設置する保健所とは異なり、市町村が設置し、母子保健・老人保健を担っています。

市町村保健センターでも発達やことばなどに関する悩みを聞いてくれる発達相談を行っています。

地域によっては、子供だけでなく高校生や成人に対する発達障害の相談も受け付けています。

児童相談所

0歳~17歳の児童を対象として、保健相談・発達障害などの心身障害相談を行っていて、知的障害、発達障害の判定機関にもなっています。

必要に応じて、発達検査などを行う場合もあり、医師や児童福祉士、保健師、児童心理士、言語聴覚士などの支援や療育などのアドバイスがもらえます。

発達障害者支援センター

保健・教育・労働などの関係機関と協力しながら、発達障害者の総合的な支援を行う施設です。

発達障害者支援センターの行う支援には、主に相談支援・発達支援・就労支援・普及啓発支援・研修支援などがあり、専門的に支援してくれます。

発達障害者支援センターが近くにない場合には、電話相談も受け付けています。

全国の発達障害者支援センター

病院で診察を受けるときには、、、

発達障害の相談では、子供の状態を正確に伝えるためにも、事前にメモなどにまとめておくと良いでしょう。

親が見ていない学校などの様子は、教師に細かく聞いてメモしておくと良いでしょう。

必ず生育歴を聞かれるので、小さいころの状態を書き留めておきましょう。

母子手帳や、小さいころの育児日記、昔撮影した映像などがあれば、もって行きましょう。

まとめ

言葉の遅れはなく、ある程度の対話も可能で、小学生で発達障害の症状が見られる場合は、重度の自閉症の子供たちに比べたら、軽度の発達障害といえるでしょう。

とはいえ、軽度の発達障害には、軽度なりの苦労や困難もあるそうです。

知的には問題がないので、支援学級に入れてもらえない場合もあるし、考えていたより、十分な支援が受けられていないという方もいます。

学校や地域の役所の対応によっても、いろいろ違うようですが、親が子供の立場に立って、一緒に考えてあげることが一番大切ではないかと思います。

いろいろな情報があふれていますが、自分の子供には何が必要なのかを、選択する知恵も必要です。

親は子供のストレスの原因をわかってあげ、必要な支援を受け、大人になった時、社会の一員として生きていけるように、よき理解者になってあげましょう。

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