広汎性発達障害の子供は『嘘つきが多い』という思い込みをしていませんか?

広汎性発達障害の子供の親が困っている悩みを投稿していたり、広汎性発達障害の子供は嘘つき、ほら吹きといわれ、いじめられたりするそうなのですが、、、

嘘をつくという行為は、知的障害のない高機能自閉症、アスペルガー症候群、ADHDの子供たちに見られるそうなのですが、実際はどうなのでしょう。

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子供はどんな時に嘘をつくのか

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子どもがう嘘をつきはじめるのは、3歳くらいからと言われています。

嘘をついたり秘密を持ったりするのは、子どもが正常な発達をしている証拠なのです。

昔は嘘をつくとひどく怒られましたが、頭ごなしに叱るのは賢い大人のやり方ではなかったようです。

子供が嘘をつくのは理由があるからなんですね。

空想と現実の区別がつかない嘘

幼い時には、現実にないことを本当にあったと思い込んでついてしまう嘘があります。

たとえば、『大好きなぬいぐるみがおしゃべりした』というようなものです。

これは子供の成長とともに、だんだん空想の世界と現実の世界との境界線がはっきりしてくるようです。

願望の思い込みによる嘘

こうなったらいいな♪という、強い願望が嘘になってしまう時です。

たとえばディズニーランドに行きたいという強い思いから、『今度、ディズニーランドに行くんだ』、とお友達に言ってしまうような場合です。

誰かを騙そうという意図ではなく、幼児が成長していく過程の一つにこのような嘘があるそうです。

叱られたくないから

自分を守るために、とっさに嘘をついてしまうこと、これは大人でも心当たりがありますよね。

親が子供に対して厳格な場合、怒られたくない、叱られたくない、体罰を受けたくない!という気持ちから、本当のことが言えなくなってしまうのです。

親が厳しく問い詰めると、さらに嘘を重ねてしまうようになります。

人に認められたい、注目されたいから

成績のよい子は、テストでも良い点を取って当たり前!という家庭があります。

悪い点数を取ると、親に叱られると分かっていたら、「テストで100点取ったけど、なくしちゃった。」とか、友達に対しては「人気の○○のフィギュアや、△△のゲームソフト持ってるんだよ。」などと言ってしまいます。

心配してもらいたいから

具合が悪いと心配してもらえる、優しくしてもらえると思って、ついてしまう仮病や嘘もありますね。

子供は純粋なので、お腹が痛くなると学校に行かなくていい!と思うと、本当に熱が出たり、お腹が痛くなることがあります。

相手を気遣う気持ちからつく嘘

相手を傷つけてはいけないと思う、やさしい心から嘘をつくこともありますね。

広汎性発達障害の子供が嘘つきといわれるのは

子供が嘘をつくのは、むしろ子供が成長している証拠なんですが、親にしてみると、子供に嘘をつかれるとショックだったりします。

親も子どもの頃は、うそをついたこともあるはずなのに、子供が嘘をつくと、不安や、驚き、怒りなどがこみ上げてくるのかもしれません。

定型発達の子供の嘘も、親や、周囲の反応によっては増えていきます。

親が厳し過ぎたり、子供に我慢させていると、叱られたくないという思いから、嘘を重ねるようになります。

アスペルガー症候群や高機能自閉症の子供の場合を考えて見ましょう。

広汎性発達障害の子供は、その障害の特性から育てにくい子供と思われがちです。

相手の目を見なかったり、話をきちんと聞いてなかったり、途中で口を挟んできたり、(話聞いてるのか、こいつ!)と思われることもしばしばあります。

それでよく注意されたり、叱られたり、時には叩かれたり、幼いころから辛い環境におかれやすいです。

子供が嘘をついたというのは、始めは些細なことだったのかもしれません。

その子供にしてみれば、別の理由があったのかもしれません。

ところが、親や周囲の大人が、嘘をついたことにひどく怒ってしまったり、普段からイライラする気持ちをぶつけてしまったりしていないでしょうか。

また、発達障害の子どもたちの中には、空想にふけったり、普通の子以上に想像力の豊かな子どもたちがいます。

この独特な想像力により、周りの反感を買ってしまったり、ほら吹きだといわれることが、さらに多くなるのかもしれません。

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子供を嘘つきにしないための賢い対処法

子供が嘘をついた時に理由を聞いてあげますか?理由も聞かずに叱りますか?

大人が厳しく対応すると、子供は萎縮して本音を言えませんし、正直に言おうと思ってもタイミングを逃してしまうかもしれません。

なぜ嘘をついてはいけないのか、嘘を重ねていくうちに習慣になってしまうこと、信頼を失ってしまうことを子供に教えなければなりませんね。

本当のことを言っても信じてもらえなくなること、それはとても辛いことであることを教えましょう。

嘘は笑い話になる時もありますが、深刻な問題に発展する可能性もあります。

子供が本当のことを言った場合は、親は感情に任せて叱らないことです。

正直に言ったことを褒めてあげ、なぜそんなことをしてしまったのか理由を聞き、今後はどうしたらいいか考えるのが、できる親だそうです。

「嘘はどろぼうのはじまりだよ」「嘘つく子は嫌われるよ」と叱り飛ばすより、「○○が本当のことを言ってくれて嬉しかった」「正直に話せてえらいね。」というようなプラスのほめ方をするのが理想的です。

実際は、こうはいかないかもしれませんが、対処法を頭の中に入れておくと、(あ、そうだった)と思って、子供への対応がかわってくることでしょう。

頻繁な嘘つきは心の病気の症状である可能性がある

わたしたちは良好な人間関係を維持するために、脳内で常にいろいろ考えています。

どんなに親しい間柄であっても、思いつくままに言葉を出していたら良い関係は壊れてしまうでしょう。

自分が苦痛から逃れたいために嘘をつくこともありますが、相手を安心させるための嘘もあります。

上手に嘘をつくというのも、知的レベルの高さがなければできないと思うのです。

けれども周りの人から「あの人は嘘つきだ!」と言われるようになってしまったら大変です。

嘘に嘘を重ねてしまわないように、周りの環境も大切な要因でしょう。

ところで、つい嘘をついてしまう背景に、心の病気が関与している場合もあるそうです。

自己の利益や都合のために、嘘をつくことがよくあるというような場合、反社会性パーソナリティ障害などの可能性があります。

記憶のない時間が現れやすい心の病気として、解離性障害の可能性もあります。

稀に、記憶の無い時間にもう一つの人格が現われる、いわゆる多重人格が生じることもあります。

頻繁な嘘は心の病気の可能性もあるので、その場合は専門の医師の診察を受けましょう。

広汎性発達障害の子供は本当に嘘つきなの?

広汎性発達障害の子供はよく叱られるといいます。

人の気持ちを読み取ることが苦手なので、思ったことをストレートに言ってしまう場合もあるのですが、

親や周りの人たちも、あまり深く考えずに、子供の言ったことにすぐ反応してしまう傾向があるように思います。

発達障害であるないに関わらず、子どもがなぜそういったのか、言葉の背後に何があるか考えてみる時間も必要かと思います。

親や周りの大人が良くない先入観や、否定的な気持ちで子供に対した場合は、否定的な判断をしてしまうからです。

親があまりカリカリしていると、子供は何故怒られたのか理解しないまま、怒られたことは繰り返してはいけないと思ってしまうそうです。

子供は嘘をつこうと思っているわけではないと言いますが、言ってもわかってもらえないと思えばだんだん心を閉ざしてしまうのではないでしょうか。

発達障害の子供を育てる定型発達のお母さん、先生たちは本当にご苦労されていると思います。

アスペルガーの子供は言葉を上手に話すので、時にはそれがとても腹立たしく、イライラさせられることがあるといいます。

カチンときて大声で叱ったり、どなったり、否定するのはできるだけ我慢です。

指示する時は一つづつ、具体的に、ゆっくり教えましょう。

また冗談が通じなかったり、人の言葉をそのまま受け止めるので言葉がけにも注意しましょう。

それぞれの子供に個性があるし、子供によっては特定の音や臭いを嫌がったり、○○しなければ気がすまないというこだわりがあります。

大人が気持ちに余裕を持って、子供に寄り添ってあげることが日常生活に必要なことかもしれません。

まとめ

世間の広汎性発達障害の子供に対する知識や理解は、まだまだ不足していると思います。

そのために発達障害だから○○とか、変な先入観を持って相手を判断してしまうことも少なくありません。

こういう子供たちがいることを、親や学校の先生や、ほかの人達も理解してくれる社会になれば、もっと彼らの毎日の生活が変わっていくことでしょう。

息子は嘘を言えるほど言葉がしゃべれませんが、親に見られたくない時は、部屋のドアを閉めて何か一人でやっています。

親に見せたくない、秘密にしておきたいことがあるんですよね。(たいてい親が好ましく思わないことです)

そういうことが何度か繰り返されると、親のほうに余裕がないと「何やってるの!」と怒ってしまいます。

いまだに(また、やってしまった~)を繰り返す日々ですが、息子の笑顔を絶やさない日々にしていきたいと思います。

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2 Responses to “広汎性発達障害の子供は『嘘つきが多い』という思い込みをしていませんか?”

  1. 名無し より:

    一般的に子供は3歳から嘘をつき始める事がわかっており、男性は1日に最低でも6回、女性は最低でも3回嘘をつくと科学的に証明されております。
    なので人間は生まれつき嘘つきなのだと少し妥協した子育ても重要で、嘘をつくから広汎性発達障害と軽々に判断するのは、子供にトラウマを植え付ける事になりかねないので慎重になってください。

    • mina より:

      名無し様
      コメントありがとうございます。
      おっしゃるとおり人は嘘をつきますが、発達障害だから○○という考え方は私も好きではありません。
      定型発達と言われる人と話していても、この人何言ってるんだろう、話が通じない!という場合がけっこうあります。
      その方の置かれている環境や背景も含めて言葉は慎重に受け止めるべきだと思っております。
      また、言葉を発する自分自身も気をつけようと思います。

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