広汎性発達障害の子供へのイライラと賢く付き合う方法

人がイラっとするのは、たいてい何らかのストレスを抱えている時です。

イライラするのは、通常状況や物事が自分の思い通りにならない時です。

定型発達の人が広汎性発達障害の人に対するとき、広汎性発達障害の人が生きていくうえで受けるストレスはいくつもあります。

イライラの原因を見つけて、気持ちを早く転換していきたいですね。

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広汎性発達障害の特徴をもつ子供とは

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広汎性発達障害の子供や広汎性発達障害の人は、障害の程度にもよりますが、想定外のことをやってくれます。

小さい子供は手がかかるものですが、こだわりや関心を向けるものが普通の子と違います。

言葉が遅い子供、親のいうことがなかなか理解できない子は、親が何度注意してもわからないし、態度を改めません。

特定のものに対するこだわり、予定外のことが起こるとパニックになるなど周囲の人を驚かせます。

小さいうちは特に多動な子が多く、目を離した隙に家の外に飛び出してしまう、手を離した瞬間にどこかにいなくなるというのは、ほとんどのお母さんが経験しています。

定型発達の子供は、成長と共に親の言うことがわかるようになるので、「ちょっと待っててね」といえば待つことができるし、「○○持って来て」といえば持ってくることができます。

小さいながらも、親や他人とのコミュニケーションが可能になります。

ところが、知的障害のある広汎性発達障害の子供は、なかなかそれができません。

だいたい4歳くらいまではそんな感じなので、いつまでたっても赤ちゃんのようです。

広汎性発達障害のことを知っている方ならまだしも、何も知らない人からは冷たい視線を向けられます。

親戚が集まるたびに肩身の狭い思いをする、さらにはご主人の理解も得られないと、母親は気持ちのやり場がありません。

一日中子供と一緒に過ごすわけですから、さらにイライラするわけで、、

子供の良いところを見てあげられるだけの余裕がありません。

問題行動や悪い部分だけが見えるのです。

注意しても聞かないから声を大きくする、怒鳴る、たたく、落ち込む、、、、、悪循環です。

ここまでは、広汎性発達障害が何かも知らなかった愚かな母親、自分がたどった経過です。

知的障害がない広汎性発達障害の子の場合は言葉を上手に話します。

しかし、自分の興味のあることを一方的に話したり、見たままを正直に言葉にするので相手を傷つけたり、空気が読めないといじめられたり、先生から注意を受けたりと、こちらも問題が多いのだそうです。

「言葉が出るだけいいじゃない」と当時は思っていましたが、悩む次元が違うのですね。

定型発達の人が物事の全体を考えながら行動を起こしていくのに比べて、広汎性発達障害の人は自分の関心がある限定されたことに集中します。

だから周りの人がどう思うかとか、これをするために次は何をしようとか考えません。

定型発達の人とぶつかるのは当然ですよね。

広汎性発達障害の子供や大人にイライラしないために

早く障害に気づいて、早期療育に取り組んだ方、良い指導者にめぐり合えた方ほど辛い期間を短縮できます。

広汎性発達障害とはどういうものかを知るようになります。

親同士の交流の中で今まで苦しんできたこと、辛かった気持ちを分かち合えます。

田舎にいるとなかなかそういう場所がないかもしれませんが、パソコンがあればメール相談も可能です。

長年広汎性発達障害の人に関わってきた医師や、広汎性発達障害の本人が書いた本、DVDなども出ています。

発達が遅い子供たちのために書かれた育児書もあります。

親が見る観点と、専門家が客観的に見る観点はやはり違います。

広汎性発達障害の彼らがどのような見方、考え方をするのか、周りの環境をどのように感じているのか、どのようにサポートしていくのか、、

今までわからなかったことがわかってくると、今まで無性にイライラしていたのを減らすことができるでしょう。

イライラすることが習慣的になって、頭ではわかっていても抑えられない、子供に手を上げてしまう、自分の統制が取れない場合は母親のカウンセリングが必要になるかもしれません。

母が倒れてしまっては元も子もありません。

地域によって子供を預かってくれるサービスもあります。

一人で全部を抱え込むことはありません。

頼れるものは積極的に利用しましょう。

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広汎性発達障害の子供がイライラする時を理解しましょう

イライラするのは養育者だけではありません。

広汎性発達障害の子供がイライラするのも、自分の思い通りにことが進まない時です。

何故イライラしているのかを理解し、可能なことはその原因を取り除いてあげましょう。

意味もなく動き回ったり、奇声を発しているのにも理由があります。

もしかしたらお腹がすいているのかも!

物を投げたり、機嫌が悪かったり、朝起きようとしないのも理由があります。

いつもの予定が突然変わるのは不安になります。

言葉ができない子には絵カードや文字を使って説明します。

紙にいくつかの選択肢を書き出して選ばせる方法もあります。

知的障害があるから意味を理解できないわけではありません。

どうせ言ってもわからないだろうと思っていても、全部見ているし聞いています。

言葉を理解する子供なら具体的に指示してあげます。

「ちょっと待って」ではなく、「○分待って」と言う

ゲームをする時も何回やると決めてあげる

見通しが立たないと不安になるので、スケジュールを立ててあげる

一度に二つのことができないから、一つづつ頼む

一度言われたことをずっと覚えている、という人もいますから、言葉かけも本当は気を使うべきなんです。

発達障害の人も定型発達の人もストレスがたまるとどうなるか、発散できなければいつか爆発します。

子供の気持ちを無視して我慢させたり、いうことを聞かないからと叱ってばかりいたら、体が大きくなると押さえつけられなくなります。

重度の広汎性発達障害の人が大人になると親に暴力を振るったり、問題を起こすというのはこういう背景もあるようです。

子供が出しているサインを受け止めてあげましょう。

自分なりのイライラの解消法を知っておきましょう

イライラしてもその気持ちをすぐ切り替えられるといいのですが、ほとんどの人がその気持ちを引きずってしまいます。

そうするとどうなるかというと、悪い気分は不思議とよくないことを引き寄せます。

人によってそのパターンは違うので、自分は、または子供がどんなときにイライラするのか知っておくといいです。

パターンがわかっていれば、ひどくなる前に未然に防ぐことができます。

そしてストレス解消法もいくつか作っておきましょう。

・大声で歌う (難しければお風呂や車の中、カラオケに行く)

・紙に嫌なことを書きなぐる

・運動する

・思い切り泣く

・ビニール袋に入れたかぼちゃを投げる

・部屋の掃除、模様替え

・お笑い番組、ハッピーエンドの映画を見る

・瞑想する

・友人に会う

・踊る

・バッティングセンターに行く

・深呼吸する

・散歩する

・良い香りのお風呂に入る

まとめ

定型発達の人も広汎性発達障害の人も、同じように感情を持っています。

イライラの原因を早く突き止めて賢く解決しちゃいましょう。

いつも同じようなところで怒りの感情が出てくるなら、自分の心の深いところでトラウマになっていることがあるかもしれません。

静かな時間に自分の心と向き合ってみる、紙に書き出してみると心がすっきりすることがあります。

現実問題がとても大きくて、毎日忙しさに負われてしまうと時間ばかり過ぎてしまいます。

子育てをしていると、家族のことを優先して自分のことが後回しになっています。

自分の健康、目標、一年後、三年後に備えて何をするべきかということも考えて見ましょう。

お母さんが幸せな気持ちでいることが一番大切なことですよ。

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