アスペルガーとADHDの診断をしてくれる病院を探そう

大人の発達障害というのはアスペルガー症候群やADHDの方が多いといわれます。

ネットや書籍でも発達障害の情報を集めることができます。

アスペルガー症候群やADHDの特徴、子供のころの特徴などを見ると、ひょっとしたら自分の子供や自分もそうなのでは?と心配になる方もいらっしゃることでしょう。

診断してくれる病院の数は限られているといわれますが、、

アスペルガー症候群とADHDの診断は病院で

最近メディアでも取り上げられるようになった発達障害ですが、当事者以外の方にはまだまだ知られていない部分も多いと思います。

成人の方の中には、発達障害の診断を受けずに大人になった方もいるので、けっこう身近なところに発達障害の方はいるかもしれません。

仕事がなかなか覚えられない、コミュニケーションがうまく取れない、マイペースな方を発達障害では?と思うこともあるかもしれませんが、素人判断で決めるのはよくありません。

診断は必ず病院で、医師の診察を受けられるようにお願いします。

どこの病院で診断を受ければいいのかというと、15歳以下の児童は小児精神科、16歳以上は心療内科や精神科になります。

とはいっても発達障害を専門に扱っているところは少ないといわれていますし、発達障害の専門医は足りないといわれ、大人を診てくれる病院は更に少ない現状です。

まず各地域の発達障害者支援センターに相談し、診断してくれる病院を紹介してもらうのがいいでしょう。

アスペルガー症候群、ADHDを診断してくれる病院は少ない

わたしが海外から日本に帰って来て、息子の学校が決まってからすることは病院探しだったのですが、日本の病院事情もこんなに大変なのか!と驚きました。

役場や学校で教えてもらった病院は、電話したら通話中でなかなかつながらない、初診時には紹介状がいる、1年待ってください、毎月予約する日が決まっているので、その日にかけてください、など一回ではすみません。

海外で処方してもらった薬は学校では使えないということで、その薬を飲むなら病院に行って処方箋を書いてもらわなければいけないのですが、一年先まで予約が埋まっているとのことで、病院に行くのを断念してしまいました。

自閉症の子どもの親なら、子どもを病院に連れて行くというのが簡単ではないということがわかると思いますが、発達障害を診てくれる病院はまず地方にはありません。

大きな病院に行くまでが遠い、待ち時間が長い、人が多い、子どもがじっとしていない、慣れない環境で親も子どもも疲れる、、一日がかりです。

うちの場合は、支援学校に通っているということもありましたが、薬を飲まなくても学校生活や日常生活に特に問題がなかったので、結局行かずじまいになってしまいました。

支援学校の健康診断を担当している病院がいくつかありますが、その中には精神科の医師もいるので、年に1回個人相談する機会があるので利用しています。

小児精神科は16歳以上の子どもは受け付けないところが多く、療育手帳の更新で診断書が必要な場合は、その精神科の病院で書いてもらいました。

大人の発達障害を診てくれる病院は更に数が少ないといわれているので、予約するのも大変ですが、後にいろいろな支援を受けるときには医師の診断書が必要になるので予約しておきましょう。

アスペルガー症候群やADHDを診断してくれる病院に行く前に

発達障害の疑いのある子どもは親が同伴すると思いますが、大人の場合もできれば親と一緒に行くか、子どものころの話を親に聞いておくなどするといいでしょう。

初診時は問診表の記入から始まり、出生時、幼少期の様子、学校での様子、日常困っていることなどいろいろ聞かれると思います。

幼少期の様子は自分ではわからないし、発達障害の方は相手と話をするのが苦手な方が多いので、自分の言いたいことがうまく相手に伝わらないということもあります。

母子手帳、幼少時の記録、学校の通知表、小さいころに撮った映像記録などがあれば準備しておきましょう。

診察の時間は限られており、今までのことをすべて話そうとすると時間が足りません。

限られた診察時間内でスムーズに話しが進められるように、現在困っていること、過去に起こった出来事、仕事や人間関係でのトラブル、家族の病歴、過去の病歴についてもあればまとめておきましょう。

精神科にかかるということに、特に年配の方は否定的な考えを持つ方がいるかもしれませんが、近年精神科で扱うのは重症の精神疾患の方々ばかりではありません。

ストレスによる体の不調を訴える方、不眠症の相談、生活改善のカウンセリングを受けるために来られる方もいます。

安心して診察を受けてください。

不登校、ひきこもりの背後にはアスペルガー症候群やADHDがあることも

精神科外来を訪れる不登校の学生、ひきこもり、うつ病等の精神疾患患者を診察していくと、発達障害を持っていることがあるといいます。

また、精神疾患の治療だけではなかなか症状が改善されない患者さんは、もともと発達障害を持っている場合があり、発達障害に対する対応をしていくことが必要です。

軽度の発達障害を持っている方は、本人や周りも気づかないまま大人になってしまった方も少なくありません。

アスペルガー症候群やADHDの方は、たぶん子どものころから周りと違う、みんなと波長が合わない生きづらさを抱えながら大人になっていきます。

社会にでてから適応障害を起こし、病院を訪ねる方が多いのですが、診断を受けることで今までのもやもやしていた気持ちがすっきりした、今までの疑問が解決したという方もいます。

アスペルガー症候群やADHDの診断を受けるということは、対処の方法がわかるということですから、前向きに取り組んでいただきたいと思うのです。

とても人に言えない、障害があると就活に影響するのではと心配する方もいらっしゃるかもしれませんね。

そういう方のためにも発達障害者支援センターや、地域障害者職業センターがあるので、1人で悩まずに相談されてくださいね。

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病院でアスペルガー症候群やADHDの診断を受けた日が始まり

発達障害者支援センターへの相談、病院探しから病院の予約、実際に診察を受け診断を受けるまで、相当な時間と労力がかかることでしょう。

特に発達障害の方は電話での対応や、電話で要点をまとめて話すということが大変な方もいらっしゃいます。

家族がいる方は是非協力してもらい、協力者がいないときは支援センターの支援員さんの助けを借りましょう。

アスペルガー症候群やADHDの診断を受けてから、いろいろすることが増えてくると思います。

まず、一緒に住んでいる家族の理解と支援が不可欠です。

今までの問題点を改善するために、生活環境を整えていきましょう。

発達障害者支援センターとの相談、ハローワークへの登録、必要な方は福祉手帳の申請、障害年金の申請、、、役所へも一緒に行ってもらいましょう。

発達障害の診断は病院に行かなければなりませんが、その後は自分ですることが沢山あります。

発達障害の症状は人によって違い、困っていることも人によって様々です。

発達障害とはどんな障害なのかを知ることから始まり、どんな支援が必要か、本人が何をするのか、周りの方がどんな配慮をしないといけないのか理解が必要です。

少しづつ環境が変っていくと、発達障害の方とその家族のストレスが随分減ると思います。

まとめ

アスペルガー症候群やADHDの診断を受けるまで、長い道のりを経るかもしれません。

診察後には知能検査や、場合によっては他の検査を受けることもあります。

結果がその日に出るわけではありませんし、「あなたはアスペルガー症候群です」「あなたはADHDです」とはっきり診断がでない場合もあります。

検査結果はあくまでも参考データであり、アスペルガーの傾向を多く持っている方、ADHDの傾向を多く持っている方、または両方の傾向を持っている方もいるからです。

ご自分のお子さんや家族、ご自分が発達障害ではないかと悩んでいる方も多いそうです。

病院で診断してもらったあと、ご自分のするべきことが明確になり、これからの人生のプラスになることを願っています。

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